小規模経営か大規模経営か
美容室経営の話で、「小規模経営(1~5人)がいい」「多店舗経営がいい」という論争がたまに起こる。
小規模経営・大規模経営のメリット・デメリットは、みなさん解かっているので割愛するが、「幸せのカタチは人それぞれ」と同じで、「正解はない」はずだ。
何故なら、美容室も人と同様、「個性」があるから。
小規模経営を否定、大規模経営を否定、これは、美容室を人と捉えるなら、どちらも「人格を否定している」ということだ。
小規模サロンも大規模サロンも、同じく個性を放ち、社会貢献しながら、どちらも大なり小なりリスクを回避しながら経営している。これは異業種でも同じことが言え、今も昔も変わらない。
自論だが、経営は規模の大きさよりも、「自分の力量を知ること」が大切で、「その力量に合った作戦をたてること」が最も重要だと思っている。
過度の贅沢や過信がなければ、小規模経営(一人経営)でも大きな利益が生まれ、その利益でまた投資ができ、リスク回避が十分にできる。
経営能力が優れているなら、規模を拡大して、その能力を社員や社会のために発揮するべきだ。
近江商人の心得として知られている「三方良し」。「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の3つの「良し」。
小規模経営でも大規模経営でも、自分のできる範囲の「三方良し」で社会貢献できていれば十分だ。
偉そうだなぁ。と思いながら、おはようございます。
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