アップデートは頻繁に
昔、チラシや紹介で集客するのが一般的であった中、ある美容師さんがSNSで集客し始めた。
周りが「客は紹介で増やせ!」と躍起になっている頃だっただけに、その成果をみて「鮮やかだなぁ」と感じた。
紹介客というのは定着率が高い反面、入り口が狭く「自分が1度担当すること」が前提であるのに対し、SNSは「無料かつ、たくさんの人に自分を知ってもらえる」というメリットがある。「たくさんの人に認知される=集客力が高まる」という定義なら、紹介よりSNSの方が大きく有利という理屈が成立する。
テクノロジーは可能性を大きくする。今までできなかったことが、できるようになり、できているものは、より良くなる。
たまに、いろんな場面で、「あの頃は良かったなぁ」と、呟いてしまうんだけど、言い換えれば「あの頃までは、自分も時代に乗っかていた」という意味でもある。
つまり、自分が周りから取り残され、劣化している。ということ。
道具や機械や情報は日々更新されるのに、自分のアップデートを忘れると、「あの頃は良かったなぁ」という言葉が出てしまうので、ここは気を付けたいところ。
そして、「古い方が味が出ていいよね」みたいな、在り来たりな言い訳をしないようにね。
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