どこのグループにも属さない

インターネットを始めて面白いと思ったところは、「年齢や立場に関係なく意見が言える」ということ。


カリスマ美容師は優秀だが、SNSのある問題のコメントについては間違っていて、周りもカリスマ美容師の間違った意見に同意する。しかし、こっちの1年生の意見の方が正しい。ということがよくある。

人は完璧ということはないから、当たり前の話なんだけど、「凄い人が言うことを何でも信じてしまう」という恐ろしさも露呈する。「長い物には巻かれよ」の人が多すぎる。


これは美容師に限った話ではないが、まぁ、そういう一連の流れも楽しんで見ている。


ある大御所美容師に、1年目の美容師が「オッサンはすっこんでろ」という会話が飛び交うのがネットの醍醐味。


そのやり取りを見ていた周りの反応は、「1年目が生意気言うな!」「礼儀をしらんのか!」というのだが、大御所と1年生の間では、そこが問題じゃない。


大御所もできた人だから、話の核心は「生意気」という部分ではなく、「美容界が抱える問題を解決すること」だと解っている。だから、そんなつまらない部分は、いちいち指摘しない。


ネットでも「言葉に人格が宿る」ということは、見ていてよくわかる。そして、問題に関して年齢や立場に関係なく「解決策を論じれる場所」だ。


社会というのは、どこかのグループに属してしまうと、作りたいものが作れなくなったり、真実が言えなくなってしまう。つまり、「思考と行動が矛盾してしまう」から、僕はどこにも属さないようにしているんだよ。





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