細分化
人の基礎運動能力を表すのは、「走力」や「泳力」や「跳力」だけど、職業で細分化した場合、作家は「文章力」、先生は「指導力」、料理屋は「味」、デザイナーは「デザイン力」、YouTuberは「発信力」。
では、美容師は何だろう。
美容師はデザイン力、接客力、営業力、マネジメント力など、いろんな要素が必要なんだけど、ここでは後の構成の関係から、「技術力」と定義しておく。
巷では「つながる社会へ」と言われている。SNSが普及したからこそ、「人と人との繋がりを大切に」ということ。
昔は、動物を追いかけたり、畑を耕して生活してきた。
文明が発達するにつれ、仕事の数が増え、その能力に対する対価を得る反面、人と繋がらなくも報酬を得られたり、生きていける人も増えた。
でも、武田信玄の「人は城、人は石垣、人は堀」という言葉がある通り、人の本質は今も昔も全く変わっていない。
いつか必ずＳＮＳの時代じゃなくなる。偽りの情報が溢れ、情報過多で自分の発信濃度も薄くなり、人々はＳＮＳに疲れていく。そこにまた新たなモノが生まれ、また衰退し、それを繰り返す。
社会がどれだけ変化し、能力を細分化した評価での報酬であっても、「人の本質の部分」は昔もこれからも変わらず、大切なのは文章力や指導力や味やデザイン力や発信力といった、技術以外のもの。
つまり、まずは「人間力」だよね。
という、ありきたりな内容、結論に至ってしまって、申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
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