ハワイで口を尖らせないようにしたい

仕事以外にやりたい事があるんだけど、全然追いついていない。健康でいられる年齢を考えると、後３５年程か。ちょうど半分生きてきた。チープな表現だけど「あっという間」だった。

今いるお客さんをカットしながら、「次のお客さんが来るまで後１５分、間に合うか！？」って、ドタバタするのが美容院の光景。「この１５分が勝負」って思うんだけど、ふとした時に、普段から無駄にしている１時間や２時間があることに気付き、ガッカリしたりする。

サボっていたことに気付くのが遅い上に、気付いたら３０代半ば。

美容師になりたての頃のイメージしてた４０歳前は、ガッツリ儲けて早期リタイアして、ハワイのビーチで優雅に読書をしているはずだった。それが、分単位の仕事をして、毎日同じ場所でギリギリまでドタバタしている。ひょっとこみたいな口をしながら（集中すると口が尖るらしい）。

間に合うかな？ハワイに。後１５年、必死で口を尖らせば、優雅な２０年が待ってるかもしれない。

でも、必死にやるにも条件がある。「自分がやりたくない仕事」をやらないってこと。理由は「自分が好きな仕事」じゃないと、ハワイのビーチで気持ちよく過ごせないからだ。

「好きな仕事」や「やりたい仕事」をして、ハワイのビーチで読書している。と思われないと意味がない。

美容師は自分の価値（値段）は自分で決めれる。

だから、独立を選んだ。

と思いながら、今日もドタバタしながら口を尖らせておきますね。