寝言

ヘアでも服でも料理でもそうだけど、質の良いモノが解らない人がいて、その人向けに売っていて、売れている。

質の悪いモノが嫌いな人がいて、質の悪いモノを買わない人もいる。そして質の良いモノを売っているけど、質の悪いモノを買う人には買ってもらえないから、質の悪いモノが嫌いな人にだけ売れている。

つまり、世の中は質の良い悪い関係なく売れるってこと。

でも、問題はそういうことではなく、売るために質の解らない人にも解るようなものを提供しているのか、それとも自分の理想であり最高のモノがその質の悪いモノなのかを教えてよねって話。

ベストコンディションで質が悪いモノしか作れない人はしょうがない。来世で頑張ろう。でも、わざと程度を落とした質の悪いモノを作る人はただの下品なだけだ。来世にも期待できない。

「来世でも期待できない人」が、何も知らない人からお金を吸い上げて成功者ぶるのを見て、またそれに憧れる人が増える。

ただいま二度寝の最中です。ムニャムニャ。