結局は見栄っ張り

僕の行動範囲を知っている人なら「絶対いらないやろ!」と言われそうだが、半年に1回くらいの周期で、車が欲しい衝動に駆られる。


「車としての機能」が備わっていれば、軽自動車でも十分なのだが、GOOネットや、カーセンサーでいつも決まって検索するのが、昔からデザインが大幅に変わらない、あのカクカクしたフォルムのベンツのゲレンデヴァーゲンだ。


「いい車に乗っている」と、思われたいという「見栄」が自分の中で存在する。チヤホヤされたいのだ。だから無意識のうちに、中古車→ベンツ→Gクラスゲレンデヴァーゲンをクリックしているのだろう。


中には、値落ちしにくいフェラーリを買ってお金を車に変換したり、節税したりする人もいる。つまり「資産のために買う」のだが、燃費が悪いのでガソリン代が高い、外車なので修理代が高い、排気量が多いので税金が高い、など結局は維持費がかかるので、マイナスな面も多いのが実状だ。


生活スタイルによっては、毎回タクシーの方が経済的だったりする。



数ヶ月前、自転車を買った。ゲレンデがよかったが、自転車で我慢した。


その自転車で銀行や買い出しに行くのだが、行く先々で、


「めっちゃ、かっこええ~~!」って小学生に言われたり、


「兄ちゃん、外車か!」とおっちゃんに言われたり。


めちゃくちゃ嬉しくて、気分がいい。



「身の丈に合わないモノ」を所有したり「身の丈に合わない女性」と一緒にいたりすると、褒められるどころか、まわりから批判されがち。


小学生とおっちゃんに褒められる僕は、自転車が「自分の身の丈に合ってる」という事なのだ。


まぁ、こだわりの自転車の時点で、結局は「見栄っ張り」なんだけども。



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