世の中も自分も「せっかち」になっていく

デジタルな世の中になってから、日々のスピードが上がった。


本屋で、雑誌のニュートンの「バックナンバーを取り寄せて欲しい」とお願いすると、「1週間かかります!」と言われるが、アマゾンだと当日か翌日に届く。アマゾンの速度が異常なのだけど、もうみんなそっちの速度を基準にしている。


カットのお客様は45分、カット・カラー、カット・パーマのお客様は90分の予約枠。お客さんとお客さんとの予約の間に休憩は入れない。昔はもっと時間の余裕をもっていたが、自分がどんどん「せっかち」になっていく。


作業のことだけじゃなく、気分の移り気も早い。今日やること、明日やること、明後日やること、1週間後、1ヵ月後、どんどん予定が入り消化していくと、昨日、一昨日のことなんて覚えていない。気持ちの鮮度を保つのが難しくなる。




そんな「せっかち」な日々でも、ブログをやり始めてよかった事に、文章を書くためにいろんなジャンルの本を読むようになったり、いろんな場所に出かけていろいろ感じるようになった。その中でも特に、「過去の自分の行動や思考が解かる」ということができる。つまり、日記の役割だ。忘れてしまったことを振り返れる。


スマホの写真やアルバムは「容姿の変化」は残るが、「思考の変化」は残らない。そういう意味では、写真と思考を簡単に残せるデジタルなブログは優秀だ。


まぁ、でも過去の行動や思考を、人には自慢気に言わないようにしたい。


何故なら、過去の栄光の話ばかりする人は「今、何もしていない」と思われるからだ。





0コメント

  • 1000 / 1000

SHIMA BLOG

不動産業、美容室、シェア美容室、再生エネルギー事業

SHIMA のブログ